休めない仕事_DAY7

自宅待機7日目。

今日は朝から天気がよくて、猫の真似をして窓辺で日向ぼっこしていたら、うっかり1時間くらい眠り込んでいた。まずい、生活がのんびりしてきている…。

昼ごはんのあと、3日ぶりに外へ出た。たまには街中まで行ってみようと久しぶりに電車にも乗ってみた。混んではいない。十分距離はある。でも、誰かがせきをするとちょっと緊張する。

街中は、思ったより人が多かった。普段の平日並みの人出。いつもは会社で働いているとおぼしきおじさんがちらほら出歩いている様子。もちろんスーツ姿のおじさんも相変わらず多い。

どれだけ要請されようと、これだけ出勤する人、しなければいけない人がいる。休業要請だけで人の流れを止めるのはやはり無理がある、と実際の様子を見て感じる。

道を歩いていたら、休業中らしく薄暗い「すしざんまい」の前で、自転車(三輪車だったかも)に乗った白髪頭のおじいさんがたたずんでいる。何をしているのだろうと見ていたら、おもむろにスマホを取り出し、写真を撮っていた。誰かに見せるつもりなのか、ネットに載せるつもりなのか、何かの記念なのか。スマホで写真を撮るのは別に若者だけがするものではないが、何となく意外な感じがした。

1時間くらい散歩して、再び電車に乗る。行きよりちょっと混んでいる。

電車を降り、猫用の缶詰とわたし用の3時のおやつなどを買おうと、近所のスーパーに寄る。いろんな店が休業している中、普通に営業しているスーパーはちょっとしたオアシスのように思えてくる。

レジに行ったら、並ぶ人同士が適度な距離をとれるようにと、レジ前の床に一定間隔で目印のテープが貼ってあった。さらにレジ横にはレジの人を守るためだろう、透明なビニールがぶら下がっていた。金曜日に来た時はどちらもなかったが、これがあることで「非日常」感が増した。

家に帰り、おやつに買ったプリンを食べた。こうやって普通にプリンが買えるということは、このプリンを作っている人も休めないんだろうなぁと思う。でも、できれば可能な限りは作り続けてもらえたらなとも思う。プリンやおやつのようなものはどちらかというと不要不急な食品かもしれないけれど、こういうものほどなくなってはいけないような気がするからだ。

今、スーパーや食品工場など「休めない」職場で働いている人たちは、そのことをどう感じているのだろう。不条理だと思っているのだろうか。それとも使命感を持って仕事に取り組んでいるんだろうか。あるいは、淡々といつも通り業務をこなしているのだろうか。

働く人がどのように考えていたとしても、今その仕事を待っている人が大勢いることだけは確かである。

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