必要なものが必要なだけ手に入る世界_DAY8

自宅待機8日目。

曜日感覚がなんとなくおかしい。これを書いていて、今日が火曜日だったか水曜日だったか一瞬迷う。時間がたつのが早くてとまどう。

今日は近くの川辺を散歩した。人々が思い思いに散歩したり、サッカーに興じていたりする光景はしごく平和で、「私、なんで休みなんだったっけ」と不思議な気持ちになる。

歩いていると、川の上に渡された鉄道橋の上を電車がゴーっと音を立てて過ぎ去っていく。どの電車も今は空気を運んでいるようなもので、車両にほとんど人影はない。川に沿って二段に張り巡らされている高速道路を、たくさんのトラックや車が走り抜けていく。

以前はこの光景を見ても「都会的な光景だな」くらいにしか思わなかった。今日は「過剰」という言葉が頭に浮かんだ。

自宅待機するようになって、本当に必要なものなんてそれほど多くはないということに気がつく。こんなにたくさんのインフラも、物も、いらないのかもしれない。マーケティングによって生み出された新しい市場が新たな欲望を生む。そうやって経済は成長を続けてきた。

資本主義経済も、本当はそろそろ行き詰まりを迎えているのかもしれない。

ただ、ひとりひとりが自由意思で生きていけるこの世界は終わらないでほしい。独善的な指導者に支配されるような世界にだけはなってほしくない。

タイトルとURLをコピーしました