オートミールで簡単おやつ/「眠れる美女」(川端康成)_DAY26

自宅待機26日目。

本日も散歩はお休み。ストレッチとラジオ体操を入念に行う。

午前中は布団を干し、寝具類を洗濯。窓ガラスも拭く。

ガラス拭きをするのは自宅待機になってから2度目だ。デスク周りもちょっと整頓し、なんだか家の中がどんどんきれいになっていく…。

仕事に行っていると疲れて掃除や整頓が面倒になることもあるけれど、今は疲れる要素がまったくないので面倒がらずにできるから、どんどん家が片付く。相当快適である。

昼ご飯のあと、オートミールで簡単なおやつをつくる。

つぶしたバナナ1本とオートミール60gを混ぜ、適当な量のレーズンとかぼちゃの種を加えて混ぜたら、9等分くらいに分けて天板に丸く伸ばし、180度のオーブンで15分ほど焼く。バナナとレーズンの甘味があるので、砂糖は加えない。あっという間にできあがる。

このおやつを食べながら、今日もまた読書である。昨日読みかけた川端康成「眠れる美女」(新潮文庫)を開く。

本書には表題作の「眠れる美女」のほか、「片腕」「散りぬるを」が収録されている。解説は三島由紀夫である。

昨日「散りぬるを」を読んだので、今日は残り「眠れる美女」と「片腕」を読む。

「眠れる美女」は昏々と眠る少女らと添い寝をする老人の話、「片腕」はある女性の片腕を借り、これまた添い寝する男の話、「散りぬるを」は眠りこけている間に知り合いの男に殺された2人の女性をめぐり、煩悶する作家の話である。

読後いろんな感想が湧いてくるのだが、これらの小説でひとつだけ確かに言えるのは、「男にしか書けない小説」だということである。

小説に登場する女性たちの肉体描写がかなり執拗で、女目線で読むと相当気色が悪かったりする。でも、その気色悪さを含めきちんと文学作品としてまとめているので、最後まで読めるのである。

そういえばと、家にあった「伊豆の踊子・禽獣」(角川文庫)を改めて開いてみる。なにやらさわやかな風が吹いてくる感じの小説ばかりである。一方の「眠れる美女」からは、熟れて少し腐りかけた果実の芳香が漂ってきそうで、雲泥の差である。

川端康成も若い頃はいい子の仮面をかぶって世間を欺いていたのかな、などといろんなことを邪推してしまうのであった。

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