寝違えは無理に動かさないこと/「緑の影、白い鯨」(レイ・ブラッドベリ)_DAY14

自宅待機14日目。

朝、目が覚めたら右肩と首が猛烈に痛い。どうやら寝違えたらしい。寝違えるなんて何年ぶりのことだろう…。身体が冷えていたのかもしれない。今日は散歩はおろか、ストレッチもラジオ体操もできそうにない。

でも、そのおかげでなんだか時間ができて、ちまちま読んでいた「日本社会のしくみ」と、夜寝る前にちょびちょび読んでいたレイ・ブラッドベリの「緑の影、白い鯨」を読み終える。

「緑の影、白い鯨」は、1956年に公開されたジョン・ヒューストンの映画「白鯨」に脚本家として参加したブラッドベリが、脚本を書くために滞在していたアイルランドでの日々を描いた自伝的小説である。

すでに一度読んではいたのだけど、なんだかまた読みたくなって再読していた。前に読んだ時はあんまりすっと入ってこなかった物語が、今回読んでみたらなんだかものすごくすんなりと入ってきて、すごく楽しめた。

以前は新しい本をたくさん読む方がいいことだと思っていて、再読はめったにしなかったけれど、こうやって読み直してみると同じ本なのに感じ方がかなり変わっていて、なんだかそれが面白い。

長く生きてみるものだな、と思うのはこういうときである。

ところで、朝方奇妙な夢を見た。私はどこか北欧のような外国で働いている。これはたぶんこの「緑の影、白い鯨」を読んだ影響と思われる。同僚らしき女性に「10分ほど話があるそうよ」と言われ、上司のところへ行く。

上司はニコリとも笑わない怖そうな人だ。金髪で彫りの深い顔立ちなので、おそらく外国人である。「怖そう」なのはジョン・ヒューストンのイメージと思われる。上司は「インタビュー記事を書くにはどのくらいの日数が必要か?」というようなことを質問する。

私は「準備も含め3日くらい」というようなことを答える。補足としてライターの他、カメラマンと補助の人間をつけるべきだ、というようなことを言っている。

この二人のやりとりの感じが、ジョンとブラッドベリの感じに似ている。

他にも私は上司にアドバイス的なことを話している。なんだか仕事のできる女みたくなっていて、私ではあるが私ではない、と思いながら夢を見ている私がいる。

要件が終わり、上司と会話しながら一緒に部屋を出る。私が何かの拍子に満面の笑みを上司に向けると、上司もにっこり笑ってくれる。「こんな顔で笑うんだ」とちょっとうれしくなる。そんな夢だった。

夢の材料というのは、案外直近に起こったできごとだったりするので、寝る前に読んだ本に夢が影響されることはありうる。夢に何か意味があるかどうかというのも、そのとき次第だったりする。なので、今朝の夢に何か意味があるのかどうかは、ちゃんと分析してみないとわからない。

昨年、新潮社から出版されたフロイトの新装版「夢診断」を買い、半分くらいまでは読んでいるのだけど、途中で放り出していたので、この機会にちゃんと読んでみようと思う。

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