エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)_DAY17

ビカクシダ

出社再開17日目。本日は自宅待機デー。

グレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考」の電子書籍を読み終えた。読んでいる途中からすでにそうだったのだが、本の内容にかなり影響されている自分がいる。

この本の中で、「より少なく、しかしより良く」という言葉が何度か出てくる。「エッセンシャル思考」で著者が言いたいことは、これにほぼ集約されているような気がする。そして、読んでいる側にとっても、指針になるような言葉である。

現代社会は、たくさんの仕事をして、たくさんのものを手に入れて、たくさんの人に囲まれて、たくさんの経験をして、ということがなんとなく良しとされているけれど、エッセンシャル思考はこの真逆を行くものだ。

「今、何が一番大事なことか?」と自分に問いかけて、たくさんの選択肢の中から本質的なものを選び取っていく。今を生きる、とも言えるかもしれない。とても禅的である。そうして、生活を人生をシンプルにしていく。

何かを選ぶことは、何かを捨てることである。せっかく手に入れたのに、せっかくいいチャンスが巡ってきたかもしれないのに、捨てるなんて「もったいない」「惜しい」と感じるのは当たり前のことだ。

でも、これを超えられるかどうかが「エッセンシャル思考」を取り入れられるかどうかの分かれ道なのだろう。

私は買い物に行くと、ついつい買う予定のなかったものを買うことが多い。単に衝動買いの時もあるし、その時その商品をみかけたのはきっと何かの縁だ、ここで買わなければ二度と手に入らないかもしれない、と考えてしまう時もある。

その時はいい買い物をしたと思う。でも、そうやって買ったものはたいてい使いこなせなかったり、持て余したりして、いつのまにやら捨ててしまうことも少なくない。

今日、久しぶりにユニクロへ買い物に行った。いつもならよさそうな服があるとついでに買ってしまうところだが、今日は買おうと思っていたものしか買わなかった。さっそくエッセンシャル思考を実践である。

変化というのは、大きければいいというものではない。こういうごく小さなことから少しずつ変えてくのが大事だ。

脳にはこれまでの習慣を保とうとする性質がある。習慣が急激に大きく変化すると元に戻そうとする。でも小さな変化だと、少しずつ慣れていく。小さな変化を積み重ねていけば、いつのまにか大きな変化になっているのである。

実は、この「エッセンシャル思考」、いい本だとは聞いていたけれど、実際に読むまでは半信半疑だった。私はわりと自己啓発本の類をよく読むのだが、がっかりすることも多いからだ。

この本に書かれていることは、そこまで目新しいことではないかもしれない。でも、文章に無駄がないというか、著者の言いたいことが抵抗なく頭にすっと入ってくる。そして素直に実践してみようと思える。人をやる気にさせる本と言うのはやはりいい本なのだろう。

これから1年くらいかけて、私は自分の生活をがらっと変えていくつもりでいる。きっかけはコロナ自粛ではあるけれど、この本もこの変化を後押ししてくれそうである。

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