コロナ時代の美術鑑賞は要予約

マーロンのプリン

コロナ時代の「新しい生活様式」のひとつとして、入場者数を制限するため予約が必要な美術館や博物館が増えた。

今までこういう所は自分の行きたいときに行くのが普通だったから、予約するなんてちょっと煩わしいなと思う反面、いい取り組みかもしれないと思った。

近年、都内の美術館はたいていどこへ行っても混んでいて、作品を見ているのか人を見ているのかよくわからない状況が普通だったが、それが私はかなり嫌だった。

予約制で入場が制限されたら、もっと落ち着いて展示を見られるようになるかもしれない。それってかなりうれしいことだ。

予約制はコロナ対策の一環かもしれないけれど、コロナ後も本格的に導入したらどうかと思う。

ということで、今週、自宅待機日を利用して国立科学博物館と、開館したばかりのアーティゾン美術館にネットで予約してから行ってきた。

来場前日にはどちらからもリマインドメールが届いた。

科博のほうは火曜日の朝9時、こんな朝っぱらから博物館に来るような物好きもいないだろうという時間に予約したので、行ってみたら案の定来場者はほぼおらず、警備の人がやたら目に付いた。

地球館のB3階から見始めたのだが、空調の音が聞こえてくるほど静か。人がいない博物館なんてなかなか入れるものではない。

コロナの影響で、機械仕掛けの展示を操作できなかったり、閉鎖されている展示もあったりと、普段の6割くらいしか本格稼働はしていなかったものの、かなりのんびり見て回ることができたのでかなり満足だった。

次に行ったアーティゾン美術館は、予約と一緒にチケットを購入することができるので、入場はQRコードを読み取ってもらうだけ。チケットを買う手間がいらないのがよい(科博は入場券を別に買った)。

エレベーターで一気に6階まで上がり、そこから下に下っていく。今の時期は6階が「鴻池朋子 ちゅうがえり」、5階「Cosmo-eggs 宇宙の卵(ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示帰国展)」、4階「石橋財団コレクション選」と、まったく毛色の違った作品を同時に見ることができる。

こちらも最初のうちは数人しか来場者がいなくて、かなりじっくりと展示を見ることができた。美術鑑賞は本来こうあってほしいなぁと思う。

予約制、本当に定着すればいいのに。

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